3月最初の週末、
東京へ行ってきました。
ホテルの部屋からスカイツリーを初めて見ました。
実際はもっと大きく見えたのですが、携帯電話のカメラで撮ると、
こんな小さくボヤーっとしか写らなくて残念です。
今回の上京の目的は、友人Yさんの結婚披露パーティーに出席するためでした。
私は以前東京に住んでいたのですが、
Yさんは東京で初めてできた友達でした。
仕事の派遣先で知り合い、意気投合し、
沢山遊んでもらいました。
私の作る靴をすごく気に入ってくれて、
彼女の企画展示会に一緒に出品させてくれたり、
いろんな人に紹介もしてくれました。
彼女を通じて、新しい友達も増えました。
私の細い細い頼りない創作活動が続けられたのは、
彼女の存在が本当に大きかったのです。
私が仙台に移り住むとき、東京駅に見送りに来た彼女は
泣きながらハグをしてくれました。
震災後、仙台まで遊びに来てくれた彼女は、
帰り際、またも泣きながらハグをくれました。
彼女は結婚し、旦那様の働くサンフランシスコで
新しい生活が始まります。
いくら海外に行きやすくなったとはいえ、
東京から仙台に行くようにはいきません。
とても寂しいけれど、それ以上にめでたく、本当に嬉しいことです。
なので、今度は私が彼女にお返しをする番です。
パーティーの終わり、会場から出る前にYさんに、
今までの感謝を込めてハグしてきました。
三度泣きました。
私も彼女も。
結構感動的なお見送りになったかと思ったのですが、
その直後、Yさんも含む仲良し同士で、
日付が変わるまでプチ2次会になだれこみ、
今までと変わらない毒吐きトークをしてきました。
住む場所も状況も、みんな変わっていくけど、
芯は何も変わりそうにないなあ、と思いました。
春の善き日に新しい生活に飛び込んでいったYさん。
バイタリティのある彼女なら、きっとどこでも大丈夫。
いつか、きっと『いつか』のままにしないで、
彼女の住む街に遊びに行きます。
また変わらない話をするために。
変わらないお互いを確認するために。