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【てふ てふ ぶろぐ】
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先日と言いながら、もはや3週間経ってしまい、
今頃感想を書くのもどうなのだろう、と思いますが、
劇団の紹介もしたいのでやっぱり書いてみます。
去る9月7日、東京は池袋
東京芸術劇場シアターウェストにて公開された、
ペテカンという劇団の
『上手に笑えないまさこさん』
を友人と見てきました。
私はお芝居にはまったく詳しくないのですが、
このペテカンという劇団だけ、
10年以上見続けています。
劇団の皆さんが自分とほぼ同年代で、
脚本や演出、雰囲気やギャグがぴったり
ツボにはまるのです。
今回の劇は、ウエディングプランナーのまさこさんと、
そのお父さん、周りの人たちの繰り広げる、
結婚や家族にまつわる面白おかしい物語です。
今回の客演に
ラサール石井さん、
海賊王の声の田中真弓さんが出ていたのも
びっくりでした。
面白おかしい、と言ってしまいましたが、
とにかくこの劇団は毎回ギャグが全力投球で、
それが楽しみで仕方ないのです。
ゴールデン時間のお笑い番組より、
ずっと面白いと私は勝手に思っています。
それなのに、なぜか毎回泣いてしまうのです。
ちょっと前まで漫才だったのに、
いつの間にか感動してしまうのです・・・って、褒めているんですこの文章。
この劇団のお芝居を見るたびに感じるのは、
つまんないことや悲しいことが続いたとしても、
人生は笑うに値する、
ということです。
役者さんや脚本家の方に、
「そうじゃねーよ!」と思われたら申し訳ない。
今回の登場人物たちにも、それぞれ辛かったり
むしゃくしゃしたり、とほほと思ったり、
悲しくてどうしようもない状態だったり、
そんなことがあっても、
どっかではちょっと笑えるんだよ、
と誰かが言ってくれてるように思えるんです。
上手に笑えなかったまさこさんも、
いつの間にか、あら笑っているわ、と。
長々となってしまいましたが、
劇団を続けるのって、
想像以上に大変なことだと思うのです。
それでも20年も劇団を続けてこられたこと、
これからもまた新しいお芝居を見ていたいこと、
のエールをこめて書きました。
また次回作もきっと友人と見に行くでしょう。
ラサール石井さんの熱唱、
田中真弓さんと劇団の四条久美子さんのデュエットも
すばらしく感動的でした。
テレビじゃ絶対見られないでしょうから、
これもかなり得した気分です。